卒業研究でぶち当たった壁を打破したい!

はじめに

私は大学3年(2018年)4月から、長岡駅周辺で大学生を対象に、学校やバイト、サークル以外の人と交流したり居場所にできる場所を提供しようと活動しています。

しかし活動を進めていく中で、私の周りの友人たちが普段の生活の中で長岡駅周辺を訪れる機会が少ないことを感じました。

そこで、「大学生が長岡駅周辺を訪れる動機や目的を知りたい!」「わかったことを普段の活動に生かして実際に街中に提案したい!」と思い卒業研究を始めました。


これまでの卒業研究

大学4年生になってからは下記の流れで卒業研究を進めていました。

①知りたいことを決める

私は大学生が普段、長岡駅周辺に訪れる場所や理由を調査したいと思っていましたが、訪れる場所と言っても多岐にわたるため、必要な買い物やバイトなどではなく、自由な時間を過ごしてくつろいだり友人らと楽しい時間を過ごすために過ごしている場所や理由について特に調査しようと決めました。


②言葉の定義をする

求めている答えが返ってくるよう、回答者が間違った認識をしないように「自由な時間を過ごしてくつろいだり友人らと楽しい時間を過ごすための場所」のことを私は「居場所」と定義しました。


③質問項目を作る

既往研究を「居場所」や似た言葉として挙げられる「サードプレイス」などで検索をかけ、参考にしながら質問項目を作成しました。
  • 回答者の個人属性について(職業、居住地、生活で充実感を感じる時など)
  • 長岡市中心市街地への訪問頻度
  • 長岡市中心市街地での居場所(利用内容、同伴者など)



ぶち当たった壁

質問項目を仮に作って友人ら数人に質問をしているところでこのようなことを言われました。


友人A

長岡市中心市街地に自宅があるので、自分の居場所は自宅かな。

友人B

バイト先の近くにある喫茶店によく行くけど、ついでに利用しているから長岡市中心市街地を訪れる目的ではないなあ。

また、『「自由な時間を過ごしてくつろいだり友人らと楽しい時間を過ごすための場所」という意味を持つ「居場所」はどこですか』という質問に対して、
  • 長岡駅の中にあるチェーンコーヒー店
  • いくつかあるから決まった場所ではない
  • 居場所はあるけども長岡市中心市街地にはない
という回答がありました。


そこで私は、自身の最終的な提案内容が曖昧であったことを感じました。

調査結果を踏まえて、現在需要のある「自由な時間を過ごしてくつろいだり友人らと楽しい時間を過ごすために過ごしている場所」を街中に増やすために実際に自分が何かを開催してみるということは決まっていましたが、それは飲食店や商業施設を提案することなのか、それとも作業できる空間や人と交流することができる場を提案することなのかが不十分でした。


問題解決に向けて

ぶち当たった壁を乗り越えるため、自身の最終提案を固めること、そしてその提案に必要な回答を予想し、欲しい回答を得ることができる質問の作成を繰り返し行っています。

現在は、最終的な提案を「長岡市中心市街地を訪れる動機や目的となることができる空間を提案する」こと、まで決まっておりその先を悩みながら決めている状況です。


おわりに

研究の流れとしてこれからまだまだありますが、繰り返し自問自答することや人と相談試合う中で必ず少しでも先に進むと思っています。

続きをお楽しみに!