はじめに
福本研究室4年の坂上です。
プロフィールにも書いてありますが、明るく、食事に関連するものが好きです。料理したり、写真に撮ったり、、、
誰かと一緒に食事をすることが大好きです。
3年生
この好きを生かして、この頃の卒業研究のテーマは「食事」でした。
この大学に来て、1人暮らしを始めて、1人で食事をすることのつまらなさを大いに感じました。それと同時に、誰かと食べる食事の楽しさも感じました。
このことに着目し、「人にとっての+な食事」とは何か。
どうしたら、1人暮らしの食事のつまらなさを変えることができるのか。
このようなことを研究しようと思っていました。
壁
しかし、ここで立ちはだかった壁。
「1人で食事することは問題なのか」
研究をするにあたって、何か問題が起きている現状を打破するために状況を調査し、仮説を立て、解決するためのある種の答えを導き出す。
しかし、この頃の私は、問題を正確に捉えることができませんでした。
考えても考えても、思いつかない日々。なんだか腑に落ちず、モヤモヤする。
頭の整理もできない。どうしよう、、、
変わるきっかけ
悩みに悩み、どんどんわからなくなってしまった自分。
しかし、ある日、1つのことに気づきました。
「誰かに相談しよう。話そう。」
研究テーマに詰まる前から、福本先生やゼミの仲間に相談していましたが、その重要さには気づいていませんでした。相手から何か答えが出てくるわけじゃないし、とも思っていました。
でも、1人じゃわからなくなる一方で、違う意見も聞きたい、そう思い様々な人に話しました。同じゼミの仲間、両親、バイト先の主婦、就職先の人事部の人。
様々な人に言うことで、頭の中が整理されていき、自分の中で「相談する」このキーワードが出て来ました。
福本先生に以前、「坂上さんにとって食事する時間は何の時間?」と質問されたのを思い出し、私にとって食事の時間は誰かと話す時間だと導くことができました。
4年生
そこから、私は自分でも驚くほど、スッキリして、この研究にすごく興味が湧いています。4年生になって初めてのゼミ発表にあたって、様々な人に最近、相談した場面を聞くと、その構図には様々な要因が隠されています。
その要因は何なのか、それを知りたいと1番思っているのはこの私です。
おわりに
研究の流れとして、実際の相談の状況をインタビュー調査し、調査対象者の属性・場面の状況・構図をまとめ、促進・抑制条件を分析、長岡市内の場所に要因を足し、相談できる場を形成(要因を足した後の場を模型化)と考えています。
まだまだ調査の段階のずっと前にいて、やるべきことは多くありますが、自分が1番知りたいと思っているこの気持ちがあれば、無敵だと思っています。
続きをお楽しみに〜〜〜