ご自身の研究に関連する英語文献を見つけたら、それを理解するために本文を翻訳する必要があります。
僕は英語文献の翻訳にGoogle 翻訳を利用しています。
その際、翻訳していく中で僕が特に感じたのが「Google 翻訳を信じすぎない」ということです。
例えば、僕の経験談でいうと、僕の修士研究「愛着の形成要因に基づく水環境保全方策に関する研究 -福島潟周辺の地域住民の生活に着目して-」のキーワードである「愛着」は英語で「attachment」です。しかし、「attachment」には「取り付け」という意味も含まれます。
そのため、「The relation between place attachment and pro-environmental behavior is unclear. 」という文章をGoogle 翻訳にかけると、「場所の取り付けと環境保護行動との関係は不明である。」という訳になってしまいました。
このような誤訳を防ぎ、英語文献の内容をきちんと理解するためには、少なくともご自身の研究のキーワード(僕でいう「愛着(attachment)」)の翻訳結果は念入りにチェックする必要があると思います。