はじめに
福本研究室では「コミュニティデザイン」「生活環境のデザイン」をベースに、人と人がつながる場・仕組みづくりの実践・研究に取り組んでいます。
「好き」や「気になること」といった個人の感性を起点に、調査・分析・企画・実証を行いながら、ウェルビーイングの向上、地域愛着の形成、暮らしをよりよくする提案につなげていきます。
地域やまちを元気にしたい、もっと素敵な場所にしたい、誰かの困りごとに寄り添いたいという思いを持った学生さんを歓迎します。

コミュニティデザイン

都市防災・防災まちづくり

アートコミュニケーション

まちの図工室
(空き家再生事例)

駄菓子屋ハブ
(空き家再生事例)

ときめき診断とアート薬局
(文化芸術×まちづくり)
受け入れについて
【学部生の募集はこちら】
募集人数:3~5名程度
応募条件:長岡造形大学 建築・環境デザイン学科に所属していること、そのほかは特にありません
選考方法:毎年7月頃に受け入れ面談を実施します。面談希望の連絡をしてください。当日は登録カードの持参をお願いします。
【大学院(修士課程)の募集はこちら】
募集人数:若干名
応募条件:長岡造形大学大学院への進学を予定し、大学院修士課程入試を受験予定であること
選考方法:大学院入試
事前面談:研究計画書を作成の上、これまでの活動がわかる資料をご準備ください(卒業論文・卒業制作・ポートフォリオ等)。面談希望の連絡をお願いします。
【大学院(博士課程)の募集はこちら】
募集人数:若干名
応募条件:長岡造形大学大学院への進学を予定し、大学院博士課程入試を受験予定であること。
選考方法:大学院入試
事前面談:研究計画書を作成の上、これまでの研究・活動がわかる資料をご準備ください(査読付論文、修士論文・修士制作、ポートフォリオ等)。面談希望の連絡をお願いします。
卒業研究について
福本研究室における卒業研究は、大学生活4年間の集大成として取り組むものになります。
取り組む内容は、答えがまだ明確でない社会の困りごとに対して、自ら「問い」を設定し、その「答え」を導き出し、社会をよりよい方向へと導く提案へとつなげることです。
指導教員としては、このプロセスを通じて「自分で問いを持ち、答えを出す力」を身につけてほしいと考えています。
最初は難しく感じるかもしれませんが、一人ひとりの状況に合わせて以下のプロセスで整理しながら進めていきます。
・自分の体験や関心を、研究テーマとして育てる
・対象地域・現場に入り、対話し、試しながら形にしていく
・制作、論文、企画、実践など、多様なかたちで社会に成果を届ける
これらは特別な才能ではなく、プロセスを通じて誰でも少しずつ身につけていくことができます。
教員として、その過程に伴走しながら、一緒に積み上げていきます。
卒業研究の意義・位置づけや考え方については、以下の記事をご参照ください。
過去の卒業・修了研究について
福本研究室の卒業研究は、空間設計にとどまらず、地域やコミュニティにおける「場・仕組み・体験」をデザインし、実装まで行うプロジェクトとして展開されています。

小川 大樹(2018年度修了)
愛着の形成要因に基づく水環境保全方策に関する研究-福島潟周辺の地域住民の生活に着目して-
★造形研究科総代、★優秀修士論文賞、★造園学会中部支部最優秀学生発表賞受賞および★日本学生支援機構第1種奨学金 特に優れた業績による返還免除認定

堀川 強(2019年度卒業)
地域愛着形成を促すコミュニティデザインツールの開発と評価:『新潟ぱるた』を事例として
★優秀卒業論文賞および★日本学生支援機構優秀学生顕彰奨励賞受賞

大村 萌音(2019年度卒業)
長岡造形大学における大学生のサードプレイスの実態とその形成・選好要因に関する研究:新潟県長岡市中心市街地を対象として
★永井エヌ・エス知覚科学振興財団 奨学生

鹿内 隆太(2020年度卒業)
ラジオ番組の制作プロセスと視聴者に及ぼす影響に関する研究:『ラジオコネクト』の制作と実践を通じて
★JFNラジオCMコンテスト2020 北信越ブロック賞および★永井エヌ・エス知覚科学振興財団 奨学生

後藤 采納(2022年度卒業)
人の想いと記憶でまちを創る‐福島県双葉郡楢葉町を対象として‐
★優秀卒業論文賞および★建築再生展選出

佐々木 愛(2023年度卒業)
生活風景の再現模型による記憶の解凍と反芻 -長岡市寺泊竹森に存在した理容室を事例に-

石黒 桜和(2024年度卒業)
花のある風景をつくる〜花を用いたコミュニケーションデザインに関する研究〜
★優秀卒業論文賞、★日本デザイン学会学生プロポジション優秀賞

澤幡 奈津(2024年度卒業)
旅するヘアターバン~旅好きな学生が地域と関わるコミュニケーションデザイン~
大学院進学を希望される方へ
長岡造形大学大学院への進学を希望される場合、「論文執筆」「作品制作」「地域実践」について、社会実装を前提とした指導を行います。
「まちづくり」「地域デザイン」「コミュニティデザイン」「防災まちづくり」「地域愛着形成」「アートコミュニケーション」「文化的処方」「ウェルビーイング」「人・地域・場づくり・関係性・ケア」などに関わるテーマをご自身で設定して頂きます。
また、福本研究室では外部研究費を活用した研究プロジェクトを継続的に推進しており、その過程でリサーチアシスタントとして研究に参画する機会や、奨学金返還免除制度、外部奨学給付金制度などを活用した研究環境があります。
生活面や経済面に不安がある方については、これらの制度を踏まえながら、無理のない修学の進め方についても相談に応じます。
私自身も学生時代は母子家庭で、経済的な不安を抱えながら進学しましたが、奨学金返還免除制度や外部奨学給付金制度を活用して大学院を修了しました。研究室には、奨学金返還免除の認定を受けた修了生が複数います。進学や経済面について不安がある方は、遠慮なくご相談ください。
Q and A
- ゼミでは何をするのでしょうか?
-
3年後期のゼミは「プレ卒研」として、「卒業研究のテーマを決定すること」を目的としています。
福本研では、「インプット(調査・体験・情報収集)」「アウトプット(発表・記述・対話)」を繰り返しながら、「調査」「分析」「企画提案」「設計/実践」といったプロセスに取り組みます。段階的に、自分の関心を深めながら「問い」を明確にしていくゼミ形式です。大きな流れとしては、「自分の興味・関心を整理する」「インプット(体験・調査)を蓄積する」「それをもとに卒研テーマを構想する」「テーマを決定する」というプロセスになっています。
上記プロセスを発表と議論を中心に進めます。
各段階で発表とフィードバックを繰り返しながら、徐々にテーマを絞り込んでいきます。
その過程の一部はnoteに掲載しておりますので、興味ある方は覗いてみてください。


- ゼミは授業としては火曜日3限になっていますが、ほかの時間にやっているのでしょうか?
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火曜日は東京藝大の業務にあたっているため、ゼミは研究室メンバーと調整した上で別の時間に移動して実施しています。昨年度は、水曜日2限で運用していました。
- 建築・環境デザイン演習Ⅴでは何をするのでしょうか?
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ご自身の興味・関心のある地域の文脈を踏まえた上で、
「自分の好きでつながりをつくるパーソナル屋台」のデザインと実践に取り組んでいただきます。
屋台という小さな公共空間を通じて、
・人との関係
・場の使われ方
・日常と非日常(ケとハレ)の関係
を実際に観察・検証しながら学ぶスタジオになっています。


- ゼミと演習以外で、研究室で集まってすることはあるのでしょうか?
-
ありますが、基本的に任意参加です。
・デザイン学会やEXPOなどへの出展
・教員主導のプロジェクト
・学生主導のラボ活動 などそれぞれが主体的に行っています。
なお、日常的な関係として、学生同士で遊びに行ったりご飯に行ったりすることもあります。
2026年度は中間発表前の8-9月に慶應義塾大学の心理学専攻と合同ゼミを開催する予定です。(こちらも任意参加です)


- まちの図工室では何をしているのでしょうか?
-
アートやものづくり活動を通じて、訪れた人が「自分の心が動くこと」を起点に地域とつながるきっかけづくりを行っています。作品をつくること自体が目的ではなく、「人と地域の関係が立ち上がる場」を実践している拠点です。詳しくは以下をご参照ください。
・まちの図工室 公式サイト
・文化的処方ガイド(国立アートリサーチセンター) - 大学院に進学する際の研究テーマを教えて下さい。
-
一人ひとりテーマは異なりますが、大学院進学の実績としては、「まちづくり」「地域デザイン」「コミュニティデザイン」「防災まちづくり」「地域愛着形成」「アートコミュニケーション」「文化的処方」「ウェルビーイング」などがあります。分野は幅広いですが、「人・地域・場づくり・関係性・ケア」に関わるテーマを自分で設定し、それを活かして進んでいくことになります。
- 卒業生の就職先を教えて下さい。
-
福本研究室では、個人の志向や関心を起点に進路選択を支援しています。
建築・ランドスケープ・都市計画といった空間設計分野に加え、デザイン、メディア、IT、地域ビジネス、公務など、多様な分野へ進んでいます。
いずれの進路においても、「人の関係や行動を生み出す場・体験をデザインし、実装する力」が活かされています。【建築設計事務所】
・株式会社 小林設計事務所(新潟)
・株式会社 ア・シード建築設計(埼玉)
・株式会社 一寸房(北海道・東京)【ランドスケープ】
・株式会社 ランドスケーププラス(東京)【都市計画・建設コンサル】
・株式会社 間瀬コンサルタント(東京)
・東北エンジニアリング株式会社(岩手)
・株式会社 ミカミ(茨城)【総合建設・施工】
・ダイエープロビス株式会社(新潟)
・株式会社 晴耕舎(新潟)
・久保田建設株式会社(新潟)【ハウスメーカー】
・旭化成ホームズ株式会社(東京)
・株式会社 一条工務店(東京)
・三井ホーム北新越株式会社(新潟)
・セキスイハイム近畿株式会社(大阪)【家具・インテリア】
・ファニチャーメーカー株式会社(東京)
・有限会社 岩本木工所(静岡)【デザイン・クリエイティブ】
・株式会社 Sponge(新潟)【起業・地域ビジネス系】
・ウルトラキッチン株式会社(東京)
・妻有ビール株式会社(新潟)
・合同会社 ハブ(新潟)【メディア】
・株式会社 テレビユー福島(福島)
・株式会社 エヌ・シィ・ティ(新潟)【IT・システム開発】
・株式会社 TAS(福井)
・株式会社 セラク(東京)
・株式会社 サンテック(愛知)【流通・サービス系】
・株式会社 コスモス薬品(東証一部上場)
・合資会社 栗林生花店(秋田)【公務員・公共系】
・真岡市役所(栃木)
・富山市役所(富山)
・防衛省(日本)
・独立行政法人 国際協力機構(JICA)
・長岡造形大学(新潟)
連絡先
質問がある場合はお気軽にご連絡ください。
4年生や教務補助職員に聞いて頂いても大丈夫です。
メール:rfukumoto@nagaoka-id.ac.jp
LINE-ID:fkmt-lab

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