ラジオ番組の制作プロセスと視聴者に及ぼす影響に関する研究

はじめに

皆様、おはこんばんちは!鹿内隆太です。 2021年1月、少しの間お休みを頂きまして冬眠しておりました。それはそれはもう、「まんが日本昔ばなし」の「にんげんっていいな」ばりに、あったかいふとんで眠っておりました。ぬくぬくぬくぬくぬくぬく…Zzz

( ˘ω˘ )スヤァ…



( ˘ω˘ )…



( ˘ω˘ )



( ˘ω˘ )



( ゚д゚)ハッ!



それからというもの、血眼になって「卒業論文」の最後のまとめ作業に取りかかりました。
至らない点だらけの若輩者でございますが、地元の友人、研究室の4年メンバー、3年生の後輩の皆様、修士のお二方、そして研究室の福本塁助教と私の両親には大変お世話になりました。
本当に有難う御座います。

そんな私の大学での集大成となる「卒業論文」を紹介していければなと思います。
最後までお付き合いくだされば幸いです。

鹿内

最後までつきあえないわよ!
という方は、自分のページからブラウザバックしていただいて結構ですが、他のメンバーの卒業論文・卒業制作の成果を必ず見ていってくださいね。

研究のタイトル

ラジオ番組の制作プロセスと視聴者に及ぼす影響に関する研究:「ラジオコネクト」の制作と実践を通じて



研究の背景と目的

現在、ラジオの平均聴取時間は減少している現状ですが、筆者はラジオによって母や友人と会話が盛り上がるといった、人とのつながりを深めた経験があります。

そこで「ラジオを始めたら人とのつながりを作ることができるのではないか」と考え、2019年6月、「造形大生の今を伝える」というテーマのもと、造形大生や地域の人を発信するラジオ、「ラジオコネクト」の活動を始めました。

本研究では、ラジオにおける番組の制作プロセスと視聴者に及ぼす影響の関係を明らかにすることで、メディアを通じた人と人のつながりを問い直し、新たなメディアリテラシー、ライフスタイルを提案することを研究の目的としました。

ラジオコネクト

参考 ラジオコネクトホームページ

おかげさまで、現在16回の放送分を作成でき、
総視聴数は2279回(2021年1月28日現在)となっております。
この記事を読んでくださっている方で「「ラジオコネクト」聴いたことあるヨ!」という方がいらっしゃいましたら、本当に感謝を申し上げたいです。
また、「まだ聴いたことないヨ」という方は是非上記リンクをクリックしていただければなと!宜しくお願いします。


みんなとインタビューをしたり遊んだり、


被災地復旧支援のボランティアにも参加させていただきました。


たまにはこんな暴走回も…
(本当にすみませんでした)

調査内容

1.「ラジオコネクト」第1回~第16回放送分の各回の番組制作プロセスを調査します。
2.「ラジオコネクト」放送スクリプトの共起ネットワーク分析を行います。
3.「ラジオコネクト」を継続的に視聴している視聴者にインタビューを行います。


結論

本研究の結論として、筆者自身の活動である「ラジオコネクト」を振り返った際、その長所として捉えられるのは、企画を始めてから1年数ヶ月という期間の間に16回放送分まで制作・配信し、継続してきた「持続性」であると考えられました。

「ラジオコネクト」放送スクリプトの共起ネットワーク分析調査、また「ラジオコネクト」を継続的に視聴している視聴者2名へのインタビュー調査から、視聴者が参加・疑似体験できる放送回が多くの人を結びつけることにおいて効用あると示唆されましたが、「持続性」という観点において制作者の労力が過大になるケースも少なくありません。

そうした時に、制作者自身の好きな物について紹介したり、Googleフォーム等のインターネットシステムを用いて、川柳を募集したりといった制作負担の少ない取り組みを活動内に取り入れるなど、多様な発信の仕方を筆者自身で築き、活動を持続させてきました。

様々な発信方法で「ラジオコネクト」の活動を16回持続させてきたことで、筆者が今まで知り得なかった人とつながる「広がるコネクト」だけではなく、両親や地元の友人など、筆者がよく知っているはずの人との間にラジオによって新たな情報を共有し、新たなつながりを築く「深まるコネクト」ができるということを発見しました。

提案

多様な発信方法を築くことで活動を持続させる「良質な持続」こそが、メディアリテラシーをライフスタイル化する最も重要な秘訣であると考えました。

以上より、まちづくりに資する情報発信を個人で持続できる重要な秘訣として、多様な発信方法に基づいて制作者のメディアリテラシーをライフスタイルに結びつけ、構築することを本研究の提案とします。


以上が私、鹿内隆太の卒業研究になります。
本当に多くの人の支えがあってここまで来ることができた、という感じです。
卒業研究を通して、これまで出会ってきた人のつながりを強く実感することができました。
このつながりを生涯大切にしていきます。
最後までお付き合いくださった皆様、本当に有難う御座いました。