はじめに
この度、廃材を活用した旧市町村版長岡ガチャを制作しました。
長岡ガチャは旧市町村の形に切り分けられた長岡市がキーホルダーとなって出てくるガチャガチャになります。
スマートフォンや筆箱などにつけることで長岡市への愛を表現することができます。またすべての市町村を集めて組み合わせることで現長岡市の形を造ることができます。
この長岡ガチャには黄金の長岡市をあたり枠として設定しています。こちらも長岡造形大学で廃材を用いて制作しています。
制作の経緯
長岡市の水道公園で行われた「相愛傘フェス」というアップサイクルをテーマにしたクラフトフェアに長岡造形大生の作品を販売するMAKINDOというプロジェクトで出店させていただく機会に恵まれました。
出店にあたりアップサイクルというテーマに合わせて、元々制作していた「新潟ぱるた」という新潟県の現市町村の形に切り分けられたピースを用いて新潟を楽しみながら学ぶ作品を、廃材を用いて制作しました。
上記制作に伴って今回の出店を機に新たに来ていただいた方々に面白いと思ってもらえる作品ができないかと考え、旧市町村の形に切り分けた長岡市に特化したキーホルダーをガチャガチャ形式で提供したら面白いのではと考え制作しました。
使用している材料は長岡造形大学内で学生が制作をする過程で生まれる木材の廃材・端材を活用し制作しています。
制作を通じて
今回廃材・端材を活用して初めて作品を制作させていただきました。活用できるものはないかという視点で廃材置き場を見ると、使える廃材が多く眠っていました。
今回制作したキーホルダーは小さい作品ということもあり、廃材・端材から長岡市を多く切り出すことができます。
これまで自身も木材を使用して作品制作を行っていましたが、作品に使うには小さすぎると廃棄してしまっていました。
今後はガチャガチャの切り出しに使うことはできないか、また違う作品として活用することはできないかということを考えて無駄のない木材の使用していこうと今回の制作を機に思うことができました。
終わりに
私は「新潟ぱるた」を用いて小学生を対象に新潟を楽しみながら学ぶ場づくりを行わせていただいています。
その際、親御さんの反応としては現市町村よりも旧市町村の方がなじみ深いというお話をよく聞きます。普段の生活圏と重なる旧市町村のスケールは地域に愛着をいだく範囲と合致しているのかもしれません。
こうしたローカルな地域に絞ったガチャガチャを今後は長岡市だけではなく他市町村版も制作いたしますのでそちらもお楽しみにしていただければと思います。
また長岡市内、県内の各種イベントにてMAKINDOとして長岡ガチャを出店するのはもちろん、常設でガチャの配置を検討中です。出店情報や常設での配置情報はTwitterにて配信させていただきますのでご確認いただければ幸いです。