長岡市 洪水ハザードマップ 改訂版

お知らせ

福本が委員長を務めさせていただいた「長岡市 洪水ハザードマップ作成委員会」の成果として「長岡市洪水ハザードマップ改訂版」が公開されました。


 
長岡市長の記者会見でも説明がありましたが、昨年の台風19号の教訓を踏まえて、信濃川の氾濫の危険性を視野に入れた内容となっています。

市の避難場所では全ての市民を受け入れることが難しく、「自宅の上の階に避難」或いは「早期に浸水しない場所へ車などで避難」を原則とする長岡方式の避難行動を提示しています。




発行部数は 137,000部(地域別に6種類作成)となっており、山古志地域を除く長岡市内約10万8千世帯に全戸配布されます。

希望者に対しては、アオーレ長岡、各支所等で配布しています。

※詳しくはながおか防災ホームページより確認頂くことが可能です。



公開に際して

関わらせて頂く中で、本ハザードマップの周知・活用の実践にも大学教員として尽力していきたいポイントが多くありました。



 
具体的には、町内会や自主防災、学校教育は勿論ですが、ご高齢の方、小さな子どもがいる母親の方、視聴覚障がいをお持ちの方、外国人の方、観光目的の方、県外出身の大学生など、自力で避難することが困難であったり、不慣れな状況であったりする方々への実践に取り組んでいきたいと考えています。



 
感染症対策 × 自然災害等の複合型災害の発生についても 事前に備えられるよう屋外避難の在り方についての検討・備えに取り組んでいきたいと思います。


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この記事を書いた人

「コミュニティデザイン」、「都市防災・防災まちづくり」、「教育方法・教材開発」の分野における研究や実社会への適用を行っています。 特に、「災害から地域が自律的に復旧する仕組み」の実現に力を入れて取り組んでいます。

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