こんにちは、TSUYOSHIです。
突然ですがみなさん、実は先日…
そのため、私は現在、長岡造形大学に通う普通の大学生ですので、学生起業家ということになります。
学生起業と聞くと意識が高い、行動力があるというイメージをもたれるかもしれません。
ですが
そんなことは全くありません。
その事実を証明するために、これから何本かの記事に分けて、自身の起業完了までの紆余曲折を紹介したいと思います。
とはいうものの、いきなり目に黒線を入れた男の話を聞けと言われても頭に入らないと思いますので簡単な自己紹介をさせていただきます。
自己紹介
現在、長岡造形大学 建築・環境デザイン学科4年となり、新潟県で生まれ新潟県で育ちました。
まず、専門である私の造形力について。
1記事でその能力を伝えるには中々難しいものがありますが、長岡造形大学には1年時に全学科の学生が必修で受講する「基礎造形実習」という授業があり、この授業の取り組みをもとに自身の造形力をお伝えさせていただきます。
基礎造形実習では「デッサン」、「平面構成」、「色彩」など決められたテーマの課題を1週間に1作品ずつ制作し、週の最後に自身が作った作品に対して先生方から講評・評価を頂くという形式で進みます。
上記写真を通じて気迫が伝わるのではないかと思いますが、制作には本気で取り組んでいました。
そんな私は授業時間内では制作に納得がいかず、遅くまで大学に残り作業をし、ときには徹夜をして精一杯課題に取り組んでいました。
そして、週の最後の講評の時間では自身の作品にS・A・B・Cの順番に成績がつけられます。
私はこのような位置づけでした。
ほうむりたい過去の話はこのくらいにして次は起業までの話をさせていただきます。
オフィスにおける紆余曲折
みなさんは起業に必要なもの・・・と言ったら何を思い浮かべますか?
私は「オフィス」でした。
バリバリと働き、テキパキと作業を進め、オフィスという「自分の城」を拠点に働く姿は、まさにデキる男の第一歩なのではないかと思います。
そんなデキる男を目指して仕事をする場所を手に入れるために、ご縁があって、長岡造形大学の先生方が関わっている物件に格安で入居させて頂くことになりました。
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なかなか年季が入った物件ですが
ご覧のとおり、床はきれいなのですが、壁と天井のボロさが際立つ印象です。
この物件は改装が自由ということもあり、本来ならばリノベーションを楽しみたいのですが、
問題なのは私が超金欠生活をおくっているということです。
昼飯がもらいもののキュウリ一本の生活水準ではリノベーションなんて言っていられません。
ですがせっかく何してもOKという究極フリーダムな状況…
ということでお金のかからない方法を考えることにしました。
まず、現状の問題点を整理することにしました。
現状として年季の入った壁と天井にきれいな床が敷かれることで、不調和な空間のように感じてしまいます。
本来ならば壁も天井も張り替えるべきなのでしょうが残念ながらそんな経済的余裕はありません。
そこで考えついたのが、
という発想です。
ボロボロにするならお金をかけなくても手段はいくらでもあるだろうと考え、このような方針で手を加えることにしました。
- ボロボロ感
- 無料
- 床に敷ける
この3つの要件を満たすモノを考えに考えた結果辿り着いたのは
段ボールでした。
入手の難易度はもちろん、若干のクッション性も備えている金欠界のホープとなる床材です。
早速近くのスーパーに駆け込みいらない「段ボールを持って行ってもいいですか?」と定員さんにお伺いしたところ。
と太っ腹な返事を頂いたのでお言葉に甘えさせていただきました。
まさか定員さんはこれから段ボールが床材になることなんて夢にも思わないでしょうが、そんなことはさておき段ボールをオフィスに運び入れ・・・
早速…
狙い通りきれいな床が覆い隠され、敷く前よりも「壁・天井・床」の調和がとれていますね。(あくまで個人の感想です)
ちなみに左側は飲み物系の段ボール、右側はお菓子系の段ボールとちょっとしたこだわりを持って敷き詰めてあります。
思わず童心に返って転がりまくってしまいました。
みなさんもなにか悩み事などある際は段ボールを敷いて転がってみてはいかがでしょうか。
ちなみに持参していた寝袋にはいり
寝てみると・・・
段ボールのクッション性も相まってなかなかの寝心地です。これで仕事に追われオフィスで寝泊まりしなければいけない状況になっても安心ですね。
このように、もらい物のキュウリで昼飯を済ませたり、段ボールを敷いた床で転げ回ったりしている最中、ある問題が発生しました・・・。
それがこちら
オフィスの中にボロボロの障子が放置されていました・・・。
実は入居したマンション全体で改装をしていて、自分の部屋はまだ鍵がなく、常に開放状態のためゴミ置き場にされてしまったようです。
このままでは他のゴミもこの部屋に運び込まれてしまう可能性があるので
ネットで不法投棄看板と検索しその特徴をまとめると
この3点がキーポイントであることがわかりました。
ものは試し、捨てられた障子を材料として使い実際に3つの要件にあうような警告看板を創ってみました。
それがこちら
警告看板の特徴を考え行き着いたのが自分の顔というのは少し複雑な気持ちですが、視線と不気味さの要件をしっかり満たしていると感じます。
「これって看板か?」という疑問も一瞬頭をよぎりましたが、要は気味が悪くて退散してくれればなんでもよいのです。
また、部屋に入ってすぐ陣形を組んで置いてあっても効果はありそうな気がしました。
そんなこんなで不法投棄対策を進めていたのですが
数日後、部屋の鍵を渡されたので心配なくなりました・・・。