
研究テーマ
地域愛着形成を促すコミュニティデザインツールの開発と評価:新潟ぱるたを事例として研究概要
新潟に対する地域愛着形成プロセスの「地域に対する認知」を目的とした実践において、「楽しさ」と「地理空間情報の認知」に正の相関があることを見出し、「地方都市における人口流出を回帰させる機会の創出や動機づけにつながる地域愛着の形成に対し、学生自身の行動でも影響を及ぼすことが可能となる」と結論づけ、ツールの開発やワークショップの実践方法の詳細を実践のプロセスモデルとして提示されました。堀川さんが開発したのは新潟学習教材「新潟ぱるた」であり、これを活用した1年6か月の期間における実践の場づくりは総計43回となり、延べ1,000人以上の参加者を巻き込み、本研究を結論づけています。また、活動を継続させるために合同会社を起業する等、勢力的な取り組みが評価されました。展示風景


受賞の声
堀川 強
今回はこのような賞をいただき大変光栄です。
このような賞をいただくことができたのも、最後まで丁寧にご指導していただいた福本先生、一同開発協力していた森本さんと冨江さん、ワークショップ開催にご協力していただいた皆様、研究室メンバーそして家族の支えによるものです。関わってくださったすべての方々のおかげでこのような賞をいただくことができました。本当にありがとうございました。今後、本研究を骨子に学会論文等へ投稿するための準備に邁進させていただきます。