【みんなの意見】第06回 学んだことの記録 ピックアップコメント

[box class=’box2′]学籍番号:173072 (918文字 )
どんな災害であれ、「備える」ということがいかに大事かということを改めて感じた。2019年10月12日~13日の台風19号はよく覚えている。台風が来る直前の11日に取材のため弾丸で東京に行った。その帰りの新幹線を待つ間、東京駅上空は黒い雲が広がり、雨が降り始め、風が出てきた。そんな中、東京駅は12,13日閉鎖する方向で動いているというアナウンスが流れて始め、これはただ事ではないなと感じていた。SNSでは「バイト休みになった」「自宅待機になった」などの情報がちらほら見受けられ、不安を抱えたまま長岡に帰ると、バイト先から休業等の連絡は無く、その次の日にはバイトに向かわなければならなかった。不安になった私は、東京から帰ってきた夜中、自宅アパートでハザードマップを確認した。バイト先も自宅もがっつり危険区域だった。天気も悪くなり、ますます不安になった。結局その日はバイトに行かなければならず、出勤した。悪天候でもお客様がご来店なさることに驚きを隠せなかった。本当に恐ろしかったのは次の日で、嘘のように晴れたのである。その日も当然のようにバイト出勤を余儀無くされた。いつものように大勢のお客様がご来店された。川は増水を続け、氾濫の恐れが充分あったのだが、その天気が明らかに人の危機感を薄れさせた。東日本大震災でいかに災害としての「水」が恐ろしいか痛いほど見てきた私にとっては、あらゆるお客様のスマホから鳴り響く避難勧告をその場にいる人間全員が無視し続け笑顔で食事を続けるその光景が腹立たしくて仕方がなかった。今すぐにでも避難したかった。このとき、本当に恐ろしいのは「大丈夫だ。とタカをくくった人間」だと思った。幸い氾濫しなかったからよかったものの、もしものことを考えると今でも恐ろしい。その一件があってからすぐにそのバイトを辞めた。だいぶ長く勤めていたせいもあって引き止められたが辞めた。一気にバイト先のオーナーを信頼できなくなったからだ。人間は「経験」しなければ本当に「危機感」を持たないのだなと身をもって知ったし、安全を考慮されないことがいかに人の信頼を失うかということも体験した。私は目先の利益よりも、安全を最優先する人間になりたい。[/box]
[box class=’box2′]学籍番号:193036 (460文字 )
 洪水ハザードマップで自分の住んでいる場所を見つけるのにとても時間がかかりました。ハザードマップ自体は簡単に見つけられても、そこから自分の地域を絞りこむまでに苦労しました。また、ポストにマップが入っていた、ということを授業中に目にしてハッとしたのですが、私も長岡市の洪水ハザードマップがポストに入っていたことを思い出しました。次の資源回収でまとめて捨てようとしていたので危なかったです。
 また、実際の洪水が起きているニュース映像はとても怖かったです。長岡市に住んでから他人事だと思っていた、洪水の危険がみじかになったと思います。調べ学習で、自分の住む地域は0.5~3.0m?未満の浸水のおそれがあることが分かりましたが、実際、どうしていいのかわからないです。車は水に浸かるだろうし、1階に住んでいるので寝る場所がなくなるのも目に見えています。ニュースでよく耳にする「低い土地の浸水、川の氾濫に注意してください」という言葉は思っていたより他人事ではなく、また今年も雨がたくさん降れば危険が迫ってくるので、注意したいです。[/box]
[box class=’box2′]学籍番号:174030 (439文字 )
2011年の信濃川の氾濫を体験したことがある。道路は膝丈くらいまで浸かり、自宅の床下まで浸水した。後から調べると、私の実家の地域は信濃川が決壊すると被害を受けやすい地域だった。今では対策として土嚢を車庫に置くようになった。昨年の大雨が起きた時に新入生から避難した方が良いかとの相談があった。私は避難場所に避難せず、危険を感じたらアパートの上へ逃げることを勧めた(ある程度の高さがあるため)。避難先は完全に安全な場所ではないと私は思っている。避難する場所というのは、避難経路や避難場所を知っているかどうか、また、その時の川の様子にもよって変わってくる。個人での判断は危険だということもわかっているが、だからといって、「避難場所」と書いてある場所に心理的な安心はあるかもしれないが、絶対的な安全を求めることはできない。防災ハザードマップや土地の情報、天気の様子や川の様子、他地域の様子を見て判断を自分で下さなければいけない。情報は使うものであり、鵜呑みにするものではないと私は思う。[/box]
[box class=’box2′]学籍番号:193072 (355文字 )
ハザードマップを調べている時本当に時間がかかってしまいこれでは本当に水害が起きてしまった時動きづらいなと思いました。地域区分ごとに分けられていましたが探しづらいしマップも見にくくて、私の場合やっと見つけたと思ったら橋の向こう側、自宅と逆方向見てたりしました。アプリなどで現在位置情報で案内が出たり、せめて地域検索できたりしたらいいなと感じました。
私たちは授業で防災についてやってるいるからまだ関心が向くけど、一般の人で水害ハザードマップ普段から確認している人なんて正直どれくらいいるのかなと思いました。ポストに投函されている人でも全く確認せずにそのまま捨ててしまったりしている人もなかなか多そうな印象があります。そういう人達のなんとか関心を向けられるようなハザードマップ作れたら役立ちそうだな、と思いました。[/box]
[box class=’box2′]学籍番号:192033 (104文字 )
今回の講義で気になったのは福本先生が洪水ハザードマップの改定を提案をした時に、市長が渋っていたという話はこわなあと思った。地価とか経済的な面で目をつむっている事例というのは全国で結構多いのではないかと思った。[/box]
[box class=’box2′]学籍番号:192016 (236文字 )
今回初めて長岡市洪水マップを見て、自分の住んでいるアパートは洪水被害がほとんどない区域だが、いざとなった時の避難場所が造形大やハイブ長岡だったため、この二つは氾濫区域なため、実際自宅にいた方が良いのか避難所に行くべきなのかとても判断に困ると思う。私の実家の方でもそうだが、避難所がこのような氾濫区域にあることが多いのはなぜだろうと疑問に思った。避難所に行けば安心と思うが、行く間にの被害が起こるかもしれないため、無闇矢鱈に避難しようとせずにしっかりと考えてから行動したい。[/box]
[box class=’box2′]学籍番号:192056 (267文字 )
昨年の台風19号で地元が大規模な床上浸水の被害にあったが、幸いにも実家は山側にあり被害はビニールハウスの浸水に留まった。作物は全て駄目になったものの、命に関わることがなくて本当に良かった。今でも、電話すると必ず「驚いた、あんなことが起こると思わなかった」と話される。高齢者は若者と同じように避難できない。ハザードマップの周知と定期的な避難訓練の強化が重要になってくると思う。

(二月に種芋の植え付けを手伝った際、浸水して土質が変わったらしくとてもやりにくかった。次の帰省時、畑がどうなったか、町がどのくらい復興したかなど調べたい。)[/box]