研究課題:都市の持続性に寄与する空き空間活用ゲームの開発と評価の進捗状況について

初年度

初年度の研究目的
空き空間活用ゲーム(アナログゲーム)の開発・実践・評価を実施すること

空き空間活用ゲーム(アナログゲーム)の開発

多様な世代が実施できるアナログゲームに着目し、空き空間活用ゲームを開発する。
導入の敷居を下げるために、既存のゲームをベースにした進行軸で開発を行う。
また、「空き空間はランダムに発生する」といった科学的知見や、地方都市において流動しづらい空き空間が「地域住民が労力や費用を少しずつ負担することで流動した事例」等が学習可能なコンテンツ、「空き空間をテーマに地域住民の体験や考えを引き出し、対話と交流が発生する仕掛け」等を取り入れ、実用的な要素をゲームの主軸とする開発を進める。

▶空き空間活用トランプの試作・改良
▶空き家・空き地活用すごろくの試作・改良


空き空間活用ゲームを用いた場づくりの実践

開発したゲームを用いて、多様な世代が交流可能な場づくりの実践を行う。
場づくりの事後に質問票を配布し、「空き空間に対するリテラシー」の変化を明らかにする。
また、必要に応じて場で発生した対話の詳細な分析や事後の行動を明らかにするインタビュー調査を実施する。

▶未実施

空き空間活用ゲームの評価

研究目的欄に記載した「空き空間に対するリテラシー」の各要素について、実践前後における効果やその要因を明らかにすることで評価を実施する。
本研究における空き空間に対するリテラシー

  • 空き空間を身近なものとして捉えることができること
  • 空き空間の活用方法を考える習慣が備わっていること
  • 空き空間活用のための人と人とのつながりを保有していること
  • 空き空間の活用事例を知っていること
  • 空き空間の活用を実践していること

▶未実施


次年度

初年度の研究目的
空き空間活用VRゲームの開発・実践・評価を実施すること

実空間として存在する空き空間のVRコンテンツ化

新潟県村上市において、360°カメラを用いて「実在する空き空間」および「現在は活用されている元空き空間」を撮影し、VRコンテンツ化する。


▶テストケースの実施
活用されている元空き空間」の撮影→VRコンテンツ化を実施
下記、動画をYoutube上で見るとマウスで操作可能な360°のVRコンテンツを確認可能
Youtubeで閲覧する
※シェアスペース「スズランド」にて「新潟ぱるた」で遊ぶ様子

空き空間活用VRゲームシステムの開発

Unityをベースに空き空間VRコンテンツが閲覧可能なシステムを構築し、プレイヤーのアクションに応じて「未活用空間」が「活用空間」へと変化するコンテンツを含む空き空間活用VRゲームを開発する。
開発したゲームはoculus go等のVRヘッドセットを通じて利用可能な環境で開発を進める。

▶未実施

空き空間活用ゲームを用いた場における空き空間活用VRゲームの実践と評価

空き空間活用ゲーム(アナログゲーム)で形成された場において、開発した空き空間活用VRゲームを用いた実践に取り組む。
場づくりの事後に質問票を配布し、「空き空間に対するリテラシー」の変化を明らかにする。
また、必要に応じて場で発生した対話の詳細な分析や事後の行動を明らかにするインタビュー調査を実施する。
なお、⑤~⑦の点について申請者は、2009年よりVRおよびARの研究開発実績を複数有することから計画は妥当である。

▶未実施

空き空間活用ゲームの開発・実践・評価における成果発信

開発・実践・評価を通じて、開発したアナログゲームとVRゲームの開発方法、実践方法、評価結果を学術誌に成果を報告する。

▶未実施