自分の手で暮らしをつくる「なばりkyuchoハック」を開催
「場づくり」「まちづくり」「アート」「デザイン」を通じて
自分を成長させたい学生募集!

自分の「好き」を、まちの「元気」につなげよう。

ちょうどよい田舎がキャッチコピーの三重県名張市(なばりし)。
このまちに3週間程滞在し、自分なりにまちを読み取りながら実際に自分の手で暮らしをつくるまちづくり体験ができるプログラム「なばりkyuchoハック」を開催します。

いま、地域では空き家の増加、人口減少、つながりの希薄化といった課題が深刻になっています。一方で、まちの中には、まだまだ活かされていない資源や人との出会いの可能性が眠っています。
「なばりkyuchoハック」は、そんな「まちの回路」を再びつなぎ、人と人とが元気になる暮らしやすい地域のデザインに挑戦するプログラムです。

それに伴い「場づくり」「まちづくり」「アート」「デザイン」などをテーマに「まちを元気にする仕組み」をつくる学生を大募集(応募者が多数の場合は選考)しますので、是非興味をお持ちの方はご応募ください。

✓ お住まいの地域から名張までの往復交通費を全額支給
✓ 宿泊施設あり(詳細は募集要項にて)
✓ 取り組みに応じて食事やまちのサービスを受けられるチケット支給
✓ まちづくりに関する仕事体験あり(インターンの認定・証明書発行が可能です)

まちで様々な人と出会い、まちを知り、自分の手で人の暮らしを豊かにする取り組みをまちに仕掛ける地域デザイナー・アーティストの卵として私たちと一緒にまちと暮らしをつくり、まちの人々を元気にする体験を一緒にしてみませんか?

募集要項

【申し込み受付期間】
2025年8月8日(金) 23:59まで

【実施内容】
0. 名張市旧町エリアを知る(まちを歩いたり、住民と話したり、知ることから始めます)
1. 名張市旧町エリアにて、地域デザイナー・アーティストの卵としてまちを元気にする場・仕組みづくり
2. 名張市旧町エリアにある「まちの図工室」のまちづくり活動・空間づくり作業の体験・補助
3. 名張市旧町エリアにある空き家再生作業や困っている人のお手伝い(の補助)
「0~1」はご自身のペースで実施して頂きます。「2」は相談の上、作業して頂きます。「3」は期間を相談の上実施して頂きます。

【期間】
2025年8月25日(月)~2025年9月15日(月)の期間
(開始日や終了日の調整はエントリー時にご相談ください)

【待遇】
✓ お住まいの地域から名張までの往復交通費を全額支給
✓ 滞在期間中の宿泊施設について
  男女別に共同宿泊施設を用意していますので、そちらは無料で滞在可能です。(個室なし)
  上記宿泊施設にシャワードレッサーはありますが、入浴施設が付帯していないため、
  古民家ホテルのシャワー、近隣の新町温泉(レトロな銭湯)、名張の湯(スーパー銭湯)をご利用いただきます。
  ※個室を希望される方は近隣のホテルを予約頂く形(自己負担)も取れます。
✓ 取り組みに応じて食事やまちのサービスを受けられるチケット支給
 (コロッケ券 / お母さん弁当券 / 銭湯券 / コーヒー券 / カレー券等々…)
✓ 現地で使える自転車あり

プログラムのイメージ

まちには「人」「場」「空間」さまざまな要素があります。これらの要素は複雑な電子基板のようにさまざまな回路を通じて互いにつながりあっています。「なばりkyuchoハック」ではみなさんやみなさんがつくる「場」「空間」と「旧町」「住む人々」「関わる人々」の間に「回路」をつくってみようと試みる取り組みです。その取り組みを私たちは「ハックする」と呼んでいます。

まちの回路をハックするプロセス

では、一体どのようなプロセスで「ハック」するのか?
「なばりkyuchoハック」に参加する場合には、
1. 自分が中心となり進めるまちの回路をつくるプロジェクト
2. まちづくり業務・空間づくり業務・空き家再生業務・ピンチヒッターなどのお仕事体験・業務支援
3. その場のご縁で参加したり取り組んだりする様々なイベント
が主な内容となります。
2と3はキリがないので、メインとなる1について主な流れを以下に例示します。
※あくまでイメージであり、タイミングや個別の判断により内容は大きく変わります。

【ガイダンス】

○チェックイン
→まちに着いたときの気持ちを記録します。


○自己紹介とガイダンス
→なばりkyuchoハックのメンバーたちでお互い自己紹介します。

○旧町ミニまちあるき
→夕方の旧町をまちあるきします。
 お肉屋 / 銭湯 / 和菓子屋 / レトロなご飯屋 / お酒屋 / 登録有形文化財
 サンロードのお店 / 城下川 / 新しくできたお店も…

【インプット】

○まちを知る・話を聞く・体験する・交流する
→自分の視点でまちを調べ、まちにある資源と回路を見つけます。
 「聞き書きアートラボ」という「まちの人に話を聞いて記録する」プロジェクトがあり、その仕組みを活用してお話を聞きに行くことができます。
 

【取り組みのお披露目】

○kyuchoハック宣言
→まちにある回路のうち、どの回路をどのようにハックするのか発表します。オーディエンスはご縁のあるまちの人たちです。発表をすることでワクワク感のようなまちの期待値が高まります。

【調査・制作】

○kyuchoハック準備-つくる編
→まちの回路をハックするために必要なものを準備します。足りないものは「まちの図工室」でつくります。
絵具、粘土、ミシン、ロックミシン、レーザーカッター、3Dプリンター、カッティングマシーンなどがありますので、大抵のものは作ることができます。

【実践・場づくり】

○kyuchoハック-実践編
→まちの回路をハックしにまちデビューを果たします。なばりハッカーとして人々が笑顔になる回路をつくり、まちの人々の反応を楽しみましょう。

【クロージング】

○これまでの振り返りと共有
→これまでに自分の目でまちを知り、出会った様々な人、もの、ことを振り返りながらkyuchoハックの取り組みを様々な人に紹介できるようまとめます。
○チェックアウト
→名張を発つときの気持ちを記録します。

【エピローグ】

○名張にいつでも来れるかかわりしろづくり
→ここまで名張に関わっていただいたみなさんはおそらく、まちの人々と素敵な関係がつくられていると思います。みなさんの気が向くときに、みなさんのペースでいつでも、またいらしてください。大歓迎します。

本当にごく一部しかお伝え出来ない状況ですが、何となくイメージを掴み、やってみたいなと思うことなどがあれば是非、その熱い思いをエントリーフォームにぶつけて頂き、一緒に取り組みを始められればと思います。

活動拠点となる「まちの図工室

旧町エリアも全国的に深刻化している空き家が多く発生しています。FLAT BASEから徒歩数分の場所に100年以上もの長期間、人々に親しまれてきた「パールクリーニング」というクリーニング屋さんがあります。

2022年に閉店したことをきっかけに「空き家兼空き店舗」となりました。
このまま解体…と検討しているタイミングに、たまたま旧町の空き家を調べる機会を頂きました。

まちの歴史と時代を記憶する建物とクリーニング屋さんならではの「個性ある空間」に直感的な面白さとご縁を感じ、解体する前にもう一度「まちにおける交流の場としての役割」と「人々の暮らしを豊かにする出番」をつくる取り組みにトライしてみようと空き家再生に取り組みはじめました。

つくることを通じて人とまちが出会う、地域にひらかれた創造と交流の場としてできたまちの図工室はみなさんの活動拠点となり、お気に入りのスペースをつくりながら、まちに対するさまざまな仕掛けを試みます。

みなさんにはそれぞれの興味・関心に合わせて取り組みを考え実施する予定です。

既にものづくりが可能な設備を整えていますので、稼働させることも可能です。
まちの回路をハックする際の頼れるお供となるツールをつくりましょう。

また、みなさんが拠点整備に関わって頂く特典として、プログラム終了後も何かの折に滞在できるように「拠点スタッフ専用ルーム(机・椅子・wifi・冷暖房完備予定)」を無料で利用できる特別永久会員権(※まちの図工室がなくなるまで)をプレゼントします。

暮らす人々、関わる人々が笑顔になる「ものづくりによる交流空間」を一緒に実現できると嬉しいです。

つながりに困ったときに行く「FLAT BASE

名張市旧町エリアにある「一般社団法人つなぐ」さんが運営する「FLAT BASE(フラットベース)」。築100年を超える旧町家を改修して生まれたあたたかみのある空間です。人と人とがつながる新たな出会いやアイデアが生まれるまちの源泉を担っています。つながりたい人や思わぬ出会いを見つけにFLATBASEに立ち寄りつつ、まちのさまざまな方とつながりましょう。

メンター
(頼れる相談相手)

一緒に楽しく進めていきましょう!困ったら、困っていなくても、いつでもご相談ください。
話しかけるの苦手な方はガンガン話しかけられると思いますので少しずつ慣れてくださいね。

山口 貴一さん (まちの図工室 管理人 / 長岡造形大学 建築・環境デザイン学科 助教)
佐賀県生まれ名張市在住。2024年11月に静岡県浜松市から名張市に家族で移住。芸術家としての活動も行っているので、様々な素材に精通しています。アイデアをどうやって形にしていいの??とか、何からはじめればいいの??などの疑問がありましたら、お気軽にご相談してください。ものづくりなんてやったことなくてもサポートするので大丈夫です。

北森 仁美さん (FLAT BASE 管理人)
まちづくりの「ま」の字も知らなかったのに、いつの間にかまちづくりを仕事にし始めた、元小学校の先生です。そんなこともあって「ひとみ先生」って呼ばれています。
とにかく「ひと」に興味がある私は、話を聞き、その想いをどう行動に繋げるかの交通整理が得意です。あとは、バーンと背中を押すことも!?要するに「関西のオカン」ですw
面白いこと、コーヒー、あとちょっぴり?お酒が好きな40歳です!皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

学生メンター
(気軽に相談できる相手)

永井 風汰さん (長岡造形大学 建築・環境デザイン学科 4年)
2024年度のなばりkyuchoハックに参加し、「なばりフォント」「うわさの掲示板」「こじつけ神経衰弱」「アニミーズ」などの作品を制作。演劇・脚本制作・本棚制作などに没頭中。みなさんをやさしく、あたたかくサポートしてくれるお兄さん的存在です。

大塚 悠菜さん (長岡造形大学 建築・環境デザイン学科 4年)
2024年度のなばりkyuchoハックに参加し、廃材を活用した作品として「扇子がたり」「かわいい板」「名張御噺集」を制作。いつも明るく朗らかな性格でありながら、機関車並みの行動力でまわりを驚かせることも。何事も肯定してくれるタイプなので制作時や調査のサポートをお願いしてみましょう。

エントリー方法

下記エントリーボタンよりエントリーください。

エントリー締切:2025年8月8日(日) 23:59まで
受け入れの決定・見送りいずれの場合につきましても8月12日(火)までにご本人宛てに連絡させて頂きます。

問い合わせ先

長岡造形大学 造形学部 建築・環境デザイン学科

東京藝術大学 共創拠点推進機構

福本研究室まで

福本 塁 (なばりkyuchoハック主催者 / まちの図工室 統括責任者 / 長岡造形大学 准教授 / 東京藝術大学 客員教授)
なばりkyuchoハックに興味をお持ち頂きありがとうございます。
私は2023年7月1日にはじめて名張を訪れました。出会う人々に魅力を感じ、気が付けば毎月通い、ついには「まちの図工室」をつくったり、「文化的処方のはじめの一歩」の出版をしたりと名張での活動が生活の一部になっています。
これから深刻化する人口減少と少子高齢化に対抗するには一人ひとりがまちの回路をつなぐスキルセットを持つ必要があります。アート、ものづくり、空き家再生、地域デザイン、コミュニケーションデザイン、欲張りですが全部やってしまいましょう。
名張の人々が本当にあたたかい人ばかりで、これらのスキルセットを獲得する場としてとても適切です。是非、なばりkyuchoハックで地域デビューを果たしましょう。一緒に取り組めることを楽しみにしています!