自分の手で暮らしをつくる「なばりkyuchoハック」を開催
「場づくり」「まちづくり」「アート」「デザイン」を通じて
自分を成長させたいインターン募集!

ちょうどよい田舎がキャッチコピーの三重県名張市(なばりし)。
このまちに2週間~1か月程滞在し、自分なりにまちを読み取りながら実際に自分の手で暮らしをつくるまちづくり体験ができるプログラム「なばりkyuchoハック」を開催します。

それに伴い「場づくり」「まちづくり」「アート」「デザイン」などをテーマに「まちを元気にする仕組み」をつくるインターンを募集(応募者が多数の場合は選考)しますので、是非興味をお持ちの方はご応募ください。


✓ お住まいの地域から名張までの往復交通費を全額支給
✓ 滞在期間中の宿泊費支給
✓ 取り組みに応じて食事やまちのサービスを受けられるチケット支給
✓ まちづくりに関する仕事体験あり

まちで様々な人と出会い、まちを知り、自分の手で人の暮らしを豊かにする取り組みをまちに仕掛けるなばりハッカーとして私たちと一緒にまちと暮らしをつくり、まちの人々を元気にする体験を一緒にしてみませんか?

募集要項

【申し込み受付期間】
2024年7月31日(水) 23:59まで

【業務内容】
0. 名張市旧町エリアを知る(まちを歩いたり、住民と話したり、知ることから始めます)
1. 名張市旧町エリアにて、なばりハッカーとしてまちを元気にする仕組みづくり(ご自身を中心に進めます)
2. 名張市旧町エリアにある「一般社団法人つなぐ」さんのまちづくり業務の体験・補助
3. 名張市旧町エリアにある工務店「イエノキ」さんの空間づくり業務の体験・補助
4. 名張市旧町エリアにある空き家再生業務の補助
「0~1」は必ず実施して頂きますが、「2~3」は相談の上、選択して参加頂きます。「4」拠点づくり中なので期間を相談の上実施して頂きます。

【期間】
2024年8月19日(月)~2024年9月22日(日)の期間のうち、2週間程度
(ご自身の予定や都合をお聞きしながら個別に設定します。)

【待遇】
✓ お住まいの地域から名張までの往復交通費を全額支給
✓ 滞在期間中の宿泊費支給
✓ 取り組みに応じて食事やまちのサービスを受けられるチケット支給
 (コロッケ券 / お母さん弁当券 / 銭湯券 / コーヒー券 / カレー券等々…)
 →目指せ!滞在費0円!
✓ 現地で使える自転車貸与
✓ 遠くに行く必要がある場合は交通費やレンタカー費用支給

【給与】
・体験については無給
・業務補助についてはアルバイト費を支給
・そのほか、有償ピンチヒッター(まちにある飲食店の多忙時の手伝いなど)が発生することも…

プログラムのイメージ

まちには「人」「場」「空間」さまざまな要素があります。これらの要素は複雑な電子基板のようにさまざまな回路を通じて互いにつながりあっています。「なばりkyuchoハック」ではみなさんという「人」やみなさんがつくる「場」「空間」と「旧町」「住む人々」「関わる人々」の間に「回路」をつくってみようと試みる取り組みです。その取り組みを私たちは「ハックする」と呼んでいます。

まちの回路をハックするプロセス

では、一体どのようなプロセスで「ハック」するのか?
「なばりkyuchoハック」に参加する場合には、
1. なばりハッカーとなり自分が中心となり進めるまちの回路をつくるプロジェクト
2. まちづくり業務・空間づくり業務・空き家再生業務・ピンチヒッターなどのお仕事体験・業務支援
3. その場のご縁で参加したり取り組んだりする様々なイベント
が主な内容となります。
2と3はキリがないので、メインとなる1について主な流れを以下に例示します。
※あくまでイメージであり、タイミングや個別の判断により内容は大きく変わります。

【1日目】

○チェックイン
→まちに着いたときの気持ちを記録します。


○自己紹介とガイダンス
→なばりkyuchoハックのメンバーたちでお互い自己紹介します。

○旧町ミニまちあるき
→夕方の旧町をまちあるきします。
 お肉屋 / 銭湯 / 和菓子屋 / レトロなご飯屋 / お酒屋 / 登録有形文化財
 サンロードのお店 / 城下川 / 新しくできたお店も…

【2日目~6日目】

○まちを知る・体験する
→自分の視点でまちを調べ、まちにある資源と回路を見つけます。
 「聞き書きアートラボ」という「まちの人に話を聞いて記録する」プロジェクトがあり、その仕組みを活用してお話を聞きに行くことができます。
 

【7日目】

○kyuchoハック宣言
→まちにある回路のうち、どの回路をどのようにハックするのか発表します。オーディエンスはご縁のあるまちの人たちです。発表をすることでワクワク感のようなまちの期待値が高まります。

【8日目~10日目】

○kyuchoハック準備-つくる編
→まちの回路をハックするために必要なものを準備します。足りないものは「まちの図工室」でつくります。
絵具、粘土、ミシン、ロックミシン、レーザーカッター、3Dプリンター、カッティングマシーンなどがありますので、大抵のものは作ることができます。

【11日目~13日目】

○kyuchoハック-実践編
→まちの回路をハックしにまちデビューを果たします。なばりハッカーとして人々が笑顔になる回路をつくり、まちの人々の反応を楽しみましょう。

【14日目】

○これまでの振り返りと共有
→これまでに自分の目でまちを知り、出会った様々な人、もの、ことを振り返りながらkyuchoハックの取り組みを様々な人に紹介できるようまとめます。
○チェックアウト
→名張を発つときの気持ちを記録します。

今回初めての取り組みとなりますので、本当にごく一部しかお伝え出来ない状況ですが、何となくイメージを掴み、やってみたいなと思うことなどがあれば是非、その熱い思いをエントリーフォームにぶつけて、私たちをワクワクさせて頂ければと思います。

活動拠点となる「FLAT BASE

名張市旧町エリアにある「一般社団法人つなぐ」さんが運営する「FLAT BASE(フラットベース)」。築100年を超える旧町家を改修して生まれたあたたかみのある空間です。人と人とがつながる新たな出会いやアイデアが生まれるまちの源泉を担っています。

インターン時にはFLATBASEがみなさんの活動拠点となり、まちに対するさまざまな仕掛けを試みます。

あらたな活動拠点となる「まちの図工室」

旧町エリアも全国的に深刻化している空き家が多く発生しています。FLAT BASEから徒歩数分の場所に長年人々に親しまれてきた「パールクリーニング」というクリーニング屋さんがあります。

2022年に閉店したことをきっかけに「空き家兼空き店舗」となりました。
このまま解体…と検討しているタイミングにたまたま福本が旧町の空き家を調べており、つなぐさんの仲介で内見の機会を頂きました。

まちの歴史と時代を記憶する建物とクリーニング屋さんならではの「個性ある空間」に直感的な面白さとご縁を感じ、解体する前にもう一度「まちにおける交流の場としての役割」と「人々の暮らしを豊かにする出番」をつくる取り組みにトライしてみようと空き家再生に取り組んでいます。

みなさんには「建物内のお掃除」「天井をぶち抜いて吹き抜け空間をつくる業務」「関係者と一緒につくる内装イベントの企画」などなど、それぞれの興味・関心に合わせて取り組みを考え実施する予定です。

既にものづくりが可能な設備を整えていますので、稼働させることも可能です。
まちの回路をハックする際の頼れるお供となるツールをつくりましょう。

また、みなさんが拠点整備に関わって頂く特典として、プログラム終了後も何かの折に滞在できるように「拠点スタッフ専用ルーム(机・椅子・wifi・冷暖房完備予定)」を無料で利用できる特別永久会員権(※まちの図工室がなくなるまで)をプレゼントします。

暮らす人々、関わる人々が笑顔になる「ものづくりによる交流空間」を一緒に実現できると嬉しいです。

メンター
(頼れる相談相手)

一緒に楽しく進めていきましょう!困ったら、困っていなくても、いつでもご相談ください。
話しかけるの苦手な方はガンガン話しかけられると思いますので少しずつ慣れてくださいね。

北森 仁美さん (FLAT BASE 管理人)
まちづくりの「ま」の字も知らなかったのに、いつの間にかまちづくりを仕事にし始めた、元小学校の先生です。そんなこともあって「ひとみ先生」って呼ばれています。
とにかく「ひと」に興味がある私は、話を聞き、その想いをどう行動に繋げるかの交通整理が得意です。あとは、バーンと背中を押すことも!?要するに「関西のオカン」ですw
面白いこと、コーヒー、あとちょっぴり?お酒が好きな40歳です!皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

野山 直人さん (一般社団法人つなぐ 代表理事)
名張市生まれ名張育ち。20歳から9年間は名張を飛び出して建築関係の仕事に就く。2014年にUターンで名張に帰ってきて、地元工務店に就職。2017年にリノベーションの工務店イエノキを創業。2021年に一般社団法人つなぐを設立し、2022年に空き家をリノベーションしたコワーキングスペースFLAT BASEをオープン。現在はまちの中で宿泊施設を計画中。
建築でまちを元気にする!という想いのもと、まちの中で遊びながらまちづくりの活動をしております!ぜひご一緒いたしましょう!3人の娘のパパ。

エントリー方法

下記エントリーボタンよりエントリーください。

エントリー締切:2024年7月31日(水) 23:59まで
受け入れの決定・見送りいずれの場合につきましても8月2日(金)までにご本人宛てに連絡させて頂きます。

問い合わせ先

公立大学法人 長岡造形大学 造形学部 建築・環境デザイン学科

国立大学法人 東京藝術大学 共創拠点推進機構

福本研究室 まで