ディスカッション(work4-1)

町井さん薬剤師の方で置き薬をつくった。江戸時代300年前から伝わる薬でコミュニュケーションがとれる薬をアフリカ版・現代版にしたい。アフリメイコをなぜつくったか、ボランティアがきっかけで自分がやったことが役に立ったのか振り返り青年海外協力隊に二年間行く。知識は身についたが、知識だけでなく能力も大事と実感した。子どもが高熱で病院に行くためのお金が欲しいからお金を貸して欲しいと言われたが、町井さんは「外国人に言えばお金がもらえるという習慣をつけたくない。」と考えお金を渡さなかったが、後でその家族から子供は死んだと伝えられどうすればよかったのか迷ったこともあるという。しかし、そう迷い考えたことで何かアフリカの人々のために助ける仕組みをつくろうという考えに至ったと聞き行動力があり素晴らしいと思いました。 川原さんは、びるだん和紙をつくっている。材料から一人でつくっている。今までの取り組みとしては伝統の継承として残すことをことを大切にしていたが、今は和紙の使用される環境、取り組みなどを作っていくことが大事だと気づいた。という言葉が印象に残った。
私が最も印象に残った話は、アフリカで約200円あげなかった事で子供が亡くなってしまったかもしれない。といった話です。もし私が同じ立場ならおそらく罪悪感で病んでしまうかも知れません。しかし、そこで自ら企画してもう二度と起こらないようにしようという行動に感銘を受けました。
自分のやって来たことを述べ、それについての思いを語っているため、話に説得力を感じた。そしてスピーチの際には「えっと…」や「あのぉ」などを挟むとテンポが悪くなり、話に入り込む事が困難になると感じた。
長屋さんはレースで事故をなさって、下半身、指が動かないにも関わらずまだF1レーサーの夢を諦めてないどころか、新しい取り組みまで行っていて、本当にすごい人だなと感じた。また、バリアフリー化を行うことで移動時間が半分以上短くなったことに驚き、車椅子などを利用する人にとって、バリアフリー化の重要さがわかった。
どの事例も世の中で本当に必要なものだと思えたし、経験した方々からの話なのでとても説得力があった。 「?のとき、みなさんはどう思いますか?」という話し方がとても心に響いた。聞いている方も受け身にならず考えることができるからだ。(しかもその質問の内容が簡潔かつ結構際どくてぐさっとくるものだった) 聞き終わった後はぜひこの活動を続けて欲しいという気持ちになる。
3人とも実際に経験したことから、今どのようなことをすればよりよくなるのかを考えていて、自分たちデザイナーもそうでなければいけないと思いました。実際に困ったことは自分以外にも困っている人がいるからこそ、することがあるんだとおもいました。「すいません」を「ありがとう」に変えるという言葉にはすごい深い意味を感じました。謝るコミュニケーションでは伝わらない思いがあり、感謝のコミュニケーションは多くの思いが伝わるんだとおもいました。
みなさん、自分がやりたいこと目指したいことだけではなく、それをすることで誰が助かるのか・誰が何を求めているのかを考えていて、より社会に寄り添って企画を考えているのだなと感じました。 自身の考えた企画を行う過程でぶつかった壁や新たな問題にも真摯に向き合っていて、そういった姿勢にも学ばせてもらいました。
F1のレーサーの話。レースの時に200km/hでクラッシュし、縦7回転もする大事故を起こして下半身不随と指の自由が効かなくなったのにも関わらず、周りのおかげで事故起こしてもなおレーサーであり続けようとする姿勢が素晴らしいと思った。その姿勢がレーサーという形でなく企業の形に現れたのがとても意外だった。
各分野それぞれ、今を変えるためにはどうすれば良いかということを他の分野や、自分の分野を掘り下げて根本の解決案を探していることが印象的だった。先人の知恵を借り温故知新した上で時代に合わせた工夫をして行くのが、どの分野も重要だなと感じた。
3人の話を聞いて特に印象に残った事が2つあります。 まず一つ目は川原さんの残すという考えから、作るという考えに変更したということです。 今までどう残すか?という事に力を使っていた川原さんが新しくつくるという視点を持つ事で、結果和紙を今後の時代にも需要のあるものにしていくという結果を得たのが素晴らしいと思いました。 もう一つは長屋さんのなぜ健常者だと当たり前に出来ていた事が車椅子ユーザーになった途端にできなくなってしまうのかという純粋な問いを持つことにより、結果より多くの人の幸せに貢献することに繋がっていくという事も印象深かったです。
お金で命は助けられないという言葉を聞いて確かにそうだなと思いました。お金を与えるだけが全てではないなと思いました。2人目の人の話に耳を傾けて周りの人も巻き込んで色々なことを行って行くことの大切さがわかりました。1人でなにかをやるよりも周りの誰かとやることでそれがどんどん次の世代の人に受け継がれてより良い社会を作る手段になるのではないかと思いました。共感や驚きをテーマにすることを私もやってみようと思いました。
富山の和紙のお話で、伝統を残すことではなく、伝統を残す環境をつくるという新たな発想に感動した。地域の方や外国の方など、周りの人を巻き込んで、伝統を新しい形で継承していくことはとても有効な手段なんだなと感じた。
それぞれ自らの専門分野の中で社会問題となっている事を見つけ出すのがうまいと思った。薬剤師の方の解決方法として、長い歴史の中で生まれたノウハウを現代に生かしているのにとても感銘を受けた。ただ新しい方法を探すのでなく、持てる技術を生かすことが出来ないかを考えるのは解決方法を見つけ出すのに有効な手段だと思った。
講演をしてくださった、三人の講師に共通していたことは皆さん、行動を起こしていたことです。また、活動が行える環境を作っていたことが素晴らしいと感じました。何をするにもそれを行える環境は大事であると学びました。講師の町井さんが言っていた、「知識だけでは足りない」というのはそういう事なのだと思いました。
御三方とも、それぞれジャンルは違いましたが、僕が最も印象に残っているのは川原氏のプレゼンでした。伝統を絶やしてはいけない、という思いから学んだこと、事例などを紹介し、発信していましたが、その中で「何百年と続く歴史も、生まれる時は一瞬で、今も誰かが生み出し続けていて、そうやって継承されている」という言葉が印象的でした。僕自身は、高校時代に、伝統の重みというものに翻弄された経験があります。なのでこういう心持ちが必要なのか、と感じました。社会企業にも伝統の中で学んだことを活かせるチャンスが見いだせました。
江戸時代に行わらていた薬の販売方法を活用することで、必要な分だけで済むことから無駄な消費を防ぐこともできると思った。 伝統工芸品である和紙は、守ることも大事だが新たに作ることがより大切であり、後世へ残すことができることがわかった。発展していく社会の中で、新たな創造は欠かすことができない。 突如として今までの生活が一変したにもかかわらず、それをネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに考えることで社会貢献につながる活動を行うということはとても勇気のあることだと思った。しかし、そのような人々だからこそ説得力が増し、目を向ける人が増えるのだと思う。
自身の体験から得られた困りごとを解決するために行動をし、その行動の中で一度壁にぶつかってから生まれた出たモノやコトはとても心が動かされると感じた。情報発信の面では三人とも世界に向けての発信に着地していて、自身の活動を広めると考えた際には世界規模のスケールを意識しなければならないと感じる。また自身の問題意識を実際の行動から得られた経験に基づき社会性を付与させ展開させていくというプロセスを自身も心がけなければと感じる。
和紙というものの価値を広めると同時に先生と生徒やいろんな人のコミュニケーションを促す場づくりを行なっているのを見て、伝統工芸品の新しい価値を認識することが出来ました。地域の中で和紙の大切さや和紙に対する愛を育む事で、無くなりつつある地域愛を生み出している事が素敵だなと感じました。
ボランティア活動をされてる方が病院のお金を渡さなかったという話ですがはたから見ればたった二百円くらい渡してやればいいのに、なんて非常なんだと思うかもしれませんが、あの方のボランティアとは何か、人を救うとは何か、果たしてお金に困ってる人にお金を渡すことがその人にできる最善のことで社会にとっていいことがあるのかという真剣な気持ちが感じられて、本当に人を救うということは簡単なことではなくそれに挑戦するということはとてもすごいことだなと感じました。
障害者でも着れる服がとても興味を持ちました。作っている本人が車椅子だからこそ、不便な点がわかり同じ車椅子の障害者向けの服を作ることができたのだと感じました。ウエディングドレスや袴など、結婚式に関する服装などとても良いなと感じました。また、それだけにはとどまらず、飲食店や駅のバリアフリー化などにも関わっているのがすごいと思いました。東京オリンピックや万博など、これから多くの人が日本に訪れるので、とても需要のある分野だと思います。
町井さんは、今のアフリカと江戸時代の日本の共通点だったり生かせる所を発見していてすごくいいアイデアだなと思いました。自分の知っていることと、問題との共通点を探すことはとても大切だと思いました。 川原さんは、守るのではなくつくることと、早く動くことが大切だと言っていてそこが印象に残りました。 長屋さんは、私が興味のあるファッションの分野でも活躍されていて、自分の環境が代わって気づいたことを生かされていてそこがいいなと思いました。すみませんをありがとうにするという言葉が印象的でした。
お金をあげるかあげないかと言う問いで、もし自分が支援と制度作りをしていく中で同じことを言われてもきっとお金は渡さないと思うけどそれは万人のために一人を切り捨てるのと同じ事になるんじゃないかと思いました。 伝統は残していくんじゃなく作っていくものと言うのが確かに!と思いました。文化財の保存などに関してもそうだけど、保護して残すには活用法が必要で、それが見つからなければ結局は途絶えていってしまうので時代時代に合わせて変わっていくのではなく作っていくと言う考え方が凄く納得した。
町井さんは薬剤師という職業をいかした社会起業をしていて、自分のできることを社会に役立てるような提案をしていていいと思った。薬を通じてアフリカと日本をつなぐというのも面白い発想だと思った。置き薬というのが江戸時代からあるというのも知らなかったので驚いた。 川原さんは和紙という伝統の継承を話されていたが、一人で守り続けるのではなくみんなで和紙を作っていくというのにとても共感した。必要とされる環境を作り、社会が必要としている和紙をつくっていくというのが興味深かった。 長屋さんはレーサーで事故にあい、車椅子生活をおくることで車椅子の不便さを痛感し、ファッションなどのプロダクトを作っていた。車椅子の方だけでなく、あかちゃんや高齢者の方でも使えるようになっていていいと思いました。
町井さんは本業は薬剤師だったから置き薬っていう発想が出来たのかなと思いました。知識だけではかわらないからマネジメントまで勉強したのが凄いと思いました。 川原さんは今まで1人で受け継いでいる和紙を建材として使える和紙に変えたりし、伝えることが伝統になることを教えてもらえました。 長屋さんは事故で車椅子生活になり床ずれから得た発想から車椅子ファッションブランドを起ち上げ、ありがとうの言葉がみんなを笑顔にすることを再認識しました。
町井恵理さんの活動が印象に残りました。置き薬という日本独自の配置販売業を世界の薬が届いてない地域に役立てるという活動でしたが、まず、置き薬という日本の文化に目をつけたことがすごいと思いました。先用後利という珍しいタイプの営業を生かすのは大変かとおもったんですが、そのタイプだからこその生かし方があるのだなと感心しました。伝統ある文化の中でも今だからこそ生かせるものがあるのかもしれないなと感じました。
町井さんは、今のアフリカと江戸時代の日本の共通点だったり生かせる所を発見していてすごくいいアイデアだなと思いました。自分の知っていることと、問題との共通点を探すことはとても大切だと思いました。 川原さんは、守るのではなくつくることと、早く動くことが大切だと言っていてそこが印象に残りました。 長屋さんは、私が興味のあるファッションの分野でも活躍されていて、自分の環境が代わって気づいたことを生かされていてそこがいいなと思いました。すみませんをありがとうにするという言葉が印象的でした。
町井さんの””置き薬””は私にはとても馴染みがある物で、実家では定期的に薬剤師の方が来て必要な薬を買っていました。でもアフリカなどの貧しい地域では簡単に薬を手に入れたり病院に行くとさえ難しく私の環境がいかに恵まれているかを考えさせられました。病院に行く時間もかからずお金の有無に関わらず薬が手に入る置き薬はとても有難い物だと思います。 長屋さんのお話では車椅子の方向けのファッションブランドを立ち上げたということで少し驚きました。股ずれさえもが命に関わるのだと知りました。障害があるか方も安心して着られる服はとても素敵だと感じました。またどんな状況でも夢を諦めない姿に素直に尊敬しました。
私が特に印象に残った話は川原隆邦さんの蛭谷和紙を使った社会起業の話です。 川原さんは和紙の生産される環境、使われるスタイル、使用される環境を残していくのではなく、使っていこうとし、それを成し遂げつつあります。 そのためにガラスの中に和紙を入れて色々な加工が出来るようにして、新しい和紙を使っています。 また海外との交流や作る工程をツアーにするなどいろいろなことを企画し、蛭谷和紙を広めています。 そのようなことを和紙と同じように手作業で作っているのですごいなと思いました。 「みんな」でできることを考えて提案し、作っていくスタイルがとても魅力的だと思いました。
伝統工芸品に携わるに当たって『守る』ではなく『作る』という風に考えていることになるほど、と思った。私の考えも『守る』という考えだったが、今回のスピーチを聞いて、使う環境をも自分で作って利用してもらえるように作っていくという考えが新しいなと思った。それぞれの社会企業のかたが自分のできることを最大限にいかして活動しているということがとても印象に残っている。
和紙の継承の取り組みをされている方の、守る、守られるだけではダメだという話が印象に残った。伝統工芸などの継承と聞くと、これまでの形を保存して、紹介、発信していくのが主だと思っていたので、和紙をガラスに入れたり絵が浮き上がって見える和紙を作ったりと今の時期に受け入れられるような新しい形を模索して発信しているのを知って驚いた。共感や驚きを作るとはまさにそういうことなんだなと感じた。また、車椅子のレーサーの方の、ファッションブランドを立ち上げたりレインコートを作ったりというのは困りごとの改善なんだなと思った。
置き薬のシステムに関しては、住民が持続的に病気を治す環境づくりを目指しており、和紙に関しても「みんなで」和紙に親しめる環境を作っていた。先生がよくお話しされている「持続性」ということが世界全体において大切なことであると感じた。また、車椅子ユーザーのためのプロダクト開発に関しては、社会問題を捉え、その問題に対して役に立つものを開発しており、人を支えていくことにどう関わっていくのかの1つの扉になると思った。そして全員が実体験に基づいて様々な事業を行なっていたため、説得力があった。
【動画全体から】 ・自分が考えたものが使われ続けるしくみを考えている。(1人でやるだけではなくみんなに伝える) ・パーソナルな経験から生まれるものは、自分がペルソナになり、当事者の心情に基づいた考え・調査・発信ができるから強く人に訴える 【川原隆邦さんの話】 地域の良さ・伝統をいかに残していくかに興味があるので、3人の中では川原さんの話で印象に残る言葉が多かった。「伝えることが伝統になる」「みんなでできることを考える」「これから1000年残るものをつくりたい」
アフリカでは60%も偽薬が出回っているという話はとても驚いた。日本の置き薬という文化をアフリカでも取り入れるという発想は驚いた。が、アフリカの家などでは置き薬がある家へ、頻繁に強盗、窃盗が起きるのではないかという不安は感じた。 和紙について、守るために新しいモノを作り出し、環境も自らの手で変えていく事は凄いと感心してしまった。地域の方々の協力を得られるようになるまで、の制作や、ワークショップなどを根気強くやられている姿はカッコいいと感じた。 事故で、車椅子になってしまい人生を諦めてしまうのではなく、夢を諦めず、なお車椅子使用者の立場から問題点をより良くしていこうと、動いている姿は心うたれた。私だったら暗くなってしまいそう…。やはり、使用者ではないと分からない点があったりするものだと思うからこのような活動はとても大切なものだと感じた。 3人をみて、人を動かすにはコツコツと自発的に動き続ける事が大切であると感じた。
世界で活躍されてる方でもいろいろな後悔を経験しているんだなと思った。私はそのばにいたら200円をあげてしまうなと思った。後に子供が亡くなったと聞いて、どうするのが正解なんだろうと改めて疑問に思った。 伝統的な和紙は、私がこれから携わりたいと思っているのも伝統的なものなのでとても人事とは思えなかった。和紙のことだけをピンポイントに絞って、残していこうとだけ考えるのではなく、大きく捉え、地域のことも考えて活動しているという様子にとても衝撃を受けた。そのものが大切な故にそのものだけに着目するのではなく、視野を広げずっと昔の過去や、未来のことを考えていくのが大切なんだと思った。
町井さんは日本古来からある置き薬という仕組みを現代のアフリカの問題の解決策として見出した着眼点がすごいと思いました。 川原さんの技術を学んで伝統にただ従って作るだけでなく、その技術や伝統をもとに自分で考えて新しいものを作っていくという信念が伝統を繋げていくんだと感じました。 長屋さんのクラッシュが予想以上でびっくりしました。あれだけの事故があっても諦めず、車椅子ユーザーになったことで気づいた問題を解決するために粘り強く取り組んでいる姿がかっこいいと思いました。活動がもっと広がって欲しいと思います。
今この世界中でたくさんの問題が起きていることや、たくさんの問題に対して何か起こして解決へと促進しているボランティア活動を積極的に行なっている人がたくさんいることを感じられました。それでも解決できない問題があったり、まだボランティア活動すらできてない問題が起きていると思うと、他人事と思い誰かがしてくれると思うのではなく、1人でも多く世界中の問題に目を向けて、今できることを続けてしていくことがいかに大事なことか学べました。
町井さんの置き薬や長屋さんの車椅子の問題についてまだまだ世の中には解決できていない事が多いとはっとさせられました。置き薬は私たちには当たり前のことでも世界の人に必ずしも当てはまるとは限らないとはこの事ですね。長屋さんの話で車椅子の方はジーンズなど固いズボンが履けないということでしたが、知らなかったので唖然としました。また車椅子用の雨合羽も開発されたとの事で体験することや、当事者にならないと気づかない事が沢山あるのだと改めて思いました。
町井さん お金を渡すかどうかという問いかけが印象的だった。お金を渡すだけでは持続的な支援にはならない。支援の仕組みを作ることが大事。 川原さん 伝統工芸をただ継承するのではなくそれが使われる場を作るという発想がすごい。ものは結局使う人がいなければ継承されないと思うので場をつくったり、地域の人々みんなをまきこんで活動していることで伝わると思った。 長屋さん 自分の障害を他の人も感じているだろうという視点で活動していることがすごい。障害のある方の気持ちがわかっているからできることだと思った。
町井さん お金を渡すかどうかという問いかけが印象的だった。お金を渡すだけでは持続的な支援にはならない。支援の仕組みを作ることが大事。 川原さん 伝統工芸をただ継承するのではなくそれが使われる場を作るという発想がすごい。ものは結局使う人がいなければ継承されないと思うので場をつくったり、地域の人々みんなをまきこんで活動していることで伝わると思った。 長屋さん 自分の障害を他の人も感じているだろうという視点で活動していることがすごい。障害のある方の気持ちがわかっているからできることだと思った。
まず最初の方は、江戸時代の置き薬というものに注目し、現在困っている所を助けられると気づいたのが素晴らしいと感じました。プレゼン中の質問で、自分だったら200円あげてしまいそうです。でもあげなかったのはそれはそれでいい判断だと思いました。自分も行き詰まったら一度戻り、過去のことから改善出来ることがないか探してみたいと思いました。 2人目の職人さんの方は、伝統を新しく利用できていて素晴らしいと思いました。守るだけではなく、新たに利用してさらに知ってもらうのは素晴らしいと感じました。知識よりも信念のようなものが必要なのではないか、という言葉が印象に残っています。 3人目の車椅子の方は、大きな事故にあっても、またそこから夢を諦めずに、その立場になってこそ分かる不自由な事を改善出来るプロダクト製品を提供していてとても素晴らしいし、頑張って欲しいと強く思いました。
最初に聞いた、薬剤師の方のプレゼンが、一番強く印象に残ってます。特に一番考えさせられる言葉だったのが、アフリカ地域の人々の親子の子供が、高熱で今にも死にそうだから、薬代頂戴?200円日本人はお金持ちでしょ?という言葉でした。シンプルに深く考えさせられました。何故かと言うと、日本人はお金持ちでしょ?的な向こうの人々の勝手な、固定概念に、捉われているような考えがあって、たった200円を日本人があげたら、その考えが変に定着してしまうと言う事があるからです。で、その薬剤師の方は、お金を渡さなかったんですか、しかし、そのアフリカの親子の子供が次の日ぐらいに亡くなってしまっていたので、たった200円の薬代を払うべきなのか?払わないべきなのか?どちらが適切なのか。と言う事の話しをプレゼン通して聴いて、とても難しい問題ですが僕もその話を聞いて考えました。たった200円の薬代をあげなかった結果、そのアフリカの人々の命を救う事が出来なかったので、僕もその話を聞いて一緒に考えたら、心中と言うか気持ちの面で引っかかってます。とても勉強になりました。
F1のレーサーの話。レースの時に200km/hでクラッシュし、縦7回転もする大事故を起こして下半身不随と指の自由が効かなくなったのにも関わらず、周りのおかげで事故起こしてもなおレーサーであり続けようとする姿勢が素晴らしいと思った。その姿勢がレーサーという形でなく企業の形に現れたのがとても意外だった。
長屋さんはレースで事故をなさって、下半身、指が動かないにも関わらずまだF1レーサーの夢を諦めてないどころか、新しい取り組みまで行っていて、本当にすごい人だなと感じた。また、バリアフリー化を行うことで移動時間が半分以上短くなったことに驚き、車椅子などを利用する人にとって、バリアフリー化の重要さがわかった。
人間力があるってこういうことなんだと感じました。 個人個人の影響力はそんなにないかもしれないけどこういう強い人たちが社会を作って、そして変えていくのかなって思いました。 とてもカッコいいと思うしそうなりたいとも思いました
【動画全体から】 ・自分が考えたものが使われ続けるしくみを考えている。(1人でやるだけではなくみんなに伝える) ・パーソナルな経験から生まれるものは、自分がペルソナになり、当事者の心情に基づいた考え・調査・発信ができるから強く人に訴える 【川原隆邦さんの話】 地域の良さ・伝統をいかに残していくかに興味があるので、3人の中では川原さんの話で印象に残る言葉が多かった。「伝えることが伝統になる」「みんなでできることを考える」「これから1000年残るものをつくりたい」
町井恵理さん 学生時代や休暇ごとにボランティアをしていた経験を踏まえ、自分にできないこととできることを明確にし、大学院で新たに学んだり、新たな仕組みを考えたりしている。 川原隆邦さん 伝統継承を様々な方法で試みている。ただ残すのではなく、作り、伝える。人々に、蛭谷和紙に共感や驚きを覚えてもらう。 長屋宏和さん なぜ車椅子ユーザーであるだけで健常者と同じようにできないのか?という視点を大切にしている。また、夢をもち続けることの大切さも説いている。
自分は海外ボランティア、青年海外協力隊に興味があるので町田さんの医療ボランティアの話は聞きがいがありました。アフリカの子供達のために長期的なボランティアをすること。中でも印象が強かったのは病院に行くためのお金、200円を欲しいと言われてあげなかったこと、そして後日その子が死んでしまったことでした。あげなかった理由が、一時的な援助にしかならない、外国人にせがめばお金がもらえると思い込むからとありましたが、1人でも多くの命を救うためにお金はあげるべきだったかなと私はおもいました。アフリカ以外のお金の支援で医療補助をしてるいるので、その時お金をあげることは医療補助の一環と考えても良かったと思いました。考えさせられるプレゼンでした。 和紙職人の川原さんのプレゼンでは、和紙の原料が食べれるというよが驚きでした。すごい食べてみたいです。F3の長屋さんは、生死をさまよったのにも関わらず、リハビリで選手復帰するだけではなく、車椅子ユーザーのための商品開発をしていることが凄いと思いました。ここまで大変な目にあいながら人のために動けるのは素晴らしいと思います。
3人のプレゼンを聞いて、現状をより良くすると言う根っこは必ず同じで、そこからどのような人へか、どのようなモノをか、分岐して行った先に、驚きのアイデアがつまっているというごく普通のことを感じました。そのような普通の行為の中で、誰のための物をどのようなアイデアで展開していくか、「その身」で体験し経験し見たという強みがあると思いました。「共感や驚きをテーマに」という言葉がありましたが、私自身今取り組んでいる学外の課題のテーマがまさに「驚き」で悩んでいます。驚きってなんだろうとずっとモヤモヤしていましたが、少し打開の糸口が見えた気がしました。
町井さんの話が印象に残っています。困っている人にお金を渡して救われる人は少ないので、根本的に解決するために起業することがすごいと思いました。 今まで置き薬についてそこまですごいと思ったことは無いのですが、怪我をしたり風邪をひいた時に外に出て薬を買いに行くのは億劫ですし、すぐ手当てしたいので置き薬に助けられたことは何回もあったと思います。近くに病院や薬局のないアフリカの人達なら尚更だと思います。
アフリメディコ 置き薬という日本の文化?をアフリカで使えるかも!という発想になったのがすごい!!!!!しかも使った分だけお金を払うという仕組みなので、いつでもそれなりの量の薬を家庭に置いておくことが出来るのは安心感があるなと思った。しかも公立病院は4,5時間位余裕で混んでいるし行くのにも時間がかかるのであれば行きたくなくなる。そういうことが解決できるのはいいなと思った。 でもお医者さんがいないから自分の判断で薬を飲むことになる。現地の方々に薬に対しての知識が必要になるなと思った。あとスライドが超見にくかった。 伝統の継承 私が一番興味がある話だった!伝統は残すものではなく作っていくものだという話は素直になるほどと思った。そのことに気付くことが出来るのがすごいなと感じた。そして重要なことが共感と驚き。共感は常々キーワードになるが驚きはあまり聞かないのでどういうこと?と思ったが世界一薄い和紙とかガラスが混じった和紙などは確かにびっくりする。話題性が作られるんだなとおもった。そして地域と繋がるツアーや体験を作るのはすごい!と思いました!和紙から発展していろんなことが考え付くんだと思った。 伝える→繋がる→伝統 皆で出来ることを考える! 車イスファッションブランド 自己嫌悪の映像が想像の百倍位ひどくて言い方は悪いけどよく生きていたなと思った。二年後にリハビリを終えて再びレースにでることになったとあったが、自分がもしあれくらいひどい事故にあったら絶望することしかできないと思った。だからそこから這い上がり、自分に出来ることを考え、実際にブランドまで立ち上げたガッツはもう、なんかすごいとしか言いようがない。でもその経験があったから車イスブランドを思い付いたんやなと思うとやっぱり無駄な経験はひとつもないのかなとおもった。その立場になってみないと見えないものが色々なものを生み出すヒントになるんだなと思った
何においても目標や夢を持つことの大切さを感じました。私達であれば課題制作などに取り組む際、完成形をイメージすることで作業の手が進んだりその過程を楽しむことが出来るように、目標が見える状態にすることで行動力や活力に繋がるのかなと思いました。
町井さんはボランティア活動に目覚めたという経験をお持ちの方であったが、それが本当に人の役に立っているのかと疑問を持つ。そのことから、アフリカ地域で医療の問題を解決すべく置き薬の設置を謀る。 ここで私が勉強になったと思ったことは、町井さんの考え方だ。アフリカ医療の問題点(偽薬の存在、病院への交通アクセスの悪さ、病院の待ち時間の長さ、費用の高さ)をしっかりと理解したうえで置き薬が良いという考えに至ったのだ。これはデザイン業界においても同じ考えだと思う。私は将来プロダクトデザイナーになりたいと考えているため、町井さんのような問題点をしっかりと探し出し、的確な解決策を提示する能力は早く身につけたいと思っている。 また、町井さんはボランティア活動の最中、アフリカの人から「200円でいいから我が子のためにお金を欲しい」と言われたことがあるという話をした。町井さんは、お金をあげるということはその場限りの一時的な援助であるとしておかねをその人にあげなかった。結果その人の子供は死んでしまったらしい…。ボランティア活動は心身共に大変だ。 川原さんは和紙の文化を後世に伝え残すべく、新しい取り組みを展開。今までにない新しい素材を使った和紙を制作したり、ワークショップを、数多く実施したりした。新しい和紙の製法を学ぶために、昔ながらの和紙の製法をたくさんの人に聞いたと言う。新しいものを作るためには、古いものを学ぶ必要があるということを再認識させられた。 長屋さんは、自分自身が車椅子ユーザーであるという状況から感じた、あらゆる不便な出来事を解決すべく、車椅子ユーザーのための商品(車椅子レインコートなど)を生み出した。また、飲食店などをバリアフリー化しようという提案をしている。自分自身で感じた「こうした方が便利」という視点はとても大切だと思う。デザイン業界でも大切な考え方だろう。
どの方の取り組みも世紀の大天才でなければ発想できないことではないが、小さなことでも焦点を合わせ研究し昔からある既存の仕組みを時代や環境に適応させたり新しい考え方で実現したりしているという点で素晴らしい成果を上げられていて感動した。頭で考えたことを、実際に行動にするという単純であるがエネルギーを多く使うことを実現していることに驚いた。人を取り組みに巻き込んでいくことの大切さを知った。多くの人に興味を持ってもらうための努力をすることも、社会起業を志す者にとって重要だと思った。
まちださんのボランティアの話を聞いて、普段は薬剤師として働いているのに休みの日に海外へいって活動するのは本当に精神的にも体力的にも大変そうだと思いました。海外のボランティアに興味があるのですが、短期間といってもボランティアをしている間の生活費はどこからでているのかとても気になります。ボランティアへ行くまでのお金も実費なのでしょうか?お金に余裕のある人ではないと難しいと思いました。 かわはらさんのお話は、前回から楽しみにしていました!私は和紙サークルに所属しているのでとても興味がわきました。小国の方に和紙の使われ方を聞いたことがありますが、神社の御札や卒業証書などは初めて聞きました。海外への発信も良いけれど、地域と密着している活動も大切だと思いました。地域の人もとても良い思い出になると思います。この大学の様にいろんな地方からの人が多いところで、地元の話をする時に話せば、和紙の認知がもっと広がると思います。私は美術工芸学科なのですが、卒業したら何が出来るのかとても迷っています。ほかの学科は就職に結びつきやすいけれど、美術工芸は教員か作家か職人になれなかったら何になれるのだろうと思っていました。職人の世界のお話が聞けてためになりました。職人のイメージは、昔ながらのことをずっとやっているイメージだったけれど、現代的な展開もあって面白かったです。和紙を使ってもらえる環境作りと聞いて、少しエゴっぽいとも思いましたが和紙の伝統が続いて欲しいと地域の人も思っているはずなので、お互いに良いことなのだと思いました。 3人目の方のお話は、レーサーからファッションブランドを立ち上げたというギャップに驚きました!床ずれというのは、初めて聞きました。車椅子の方が困っているのは、歩けないということだけではなくて、歩けないからこそ様々な不都合が生まれるのだと思いました。車椅子の人が身近にいなかったので知らなかったけれど、言われてみれば確かにウェディングドレスとか振袖とか、どうしているのだろうと思いました。ファッションデザインの分野でも社会に貢献出来ることがあるのだと思いました。車椅子のレインコートは、それまで無かったのが不思議なくらい必要なものだと思いました。私が気づかないだけで、少数派の方のための商品は以外と少ないと思いました。 今、何かの問題を解決するものを作りたいとは思うけれど、何も問題が見えてこないのは、知らないことが多いからなのだと思いました。
一時的な解決ではなく、ボランティアなどの助けがなくても自分たちだけで回していけるように根本からの解決を考えるということ。「子供を病院に連れて行きたいから200円が欲しい」と言う現地の方にお金を渡さなかったという選択はすごく勇気の要ることであり、目の前のことだけではなく未来に連鎖していく様々なことを考えた結果だと思いました。自分だったら何も考えず目の前で起こっていることだけを見てお金をあげてしまうと思います。